前週比15日連続で減少 新規感染912人

和歌山県が8日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は912人(うち見なし陽性35人)で、前週の同じ木曜に比べ118人減少した。70~90代の4人の死亡が確認され、死者は累計230人。新規クラスター(感染者集団)の認定は2件だった。

新規感染者の保健所管内別内訳は、和歌山市475人、海南30人、岩出109人、橋本57人、湯浅36人、御坊27人、田辺124人、新宮54人。

亡くなったのは、新宮管内の90代女性と80代男性2人、橋本管内の70代男性。70代男性は在宅で発症したが医療機関を受診せず、6日後に重症化した状態で救急搬送され、入院していた。

新規クラスターの場所と感染者数は、646例目が橋本管内の病院で入院患者18人と職員4人、647例目は新宮管内の有料老人ホームで入所者13人と職員6人だった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比12・8人減の633・2人で、15日連続で減少した。

県内の感染者は累計12万3138人。入院者数は262人、重症者は県基準で51人、国基準の該当者は5人、肺炎患者は74人。病床使用率は48・1%。自宅やホテルでの療養者は3997人。