波乗り最高!  磯の浦でサーフィン教室

子どもたちにサーフィンの楽しさを知ってもらおうと、和歌山市は11日、磯の浦海水浴場でサーフィン体験教室を開いた。市内の小学4年から6年生までの15人が参加。ほとんどがサーフィン初体験だったが、すぐにこつをつかみ、サーフボードの上に立って笑顔を見せていた。

講師を務めたのは県サーフィン連盟(梅本利樹会長)のメンバー8人。同連盟は1800人が所属し、サーフィン文化の発展を目指し海の清掃や、イベントなどを行っている。

参加者は、砂浜でサーフィンの基本である「目の前でなく遠くを見ること」など、乗り方を学んだ後、海に出発。習得が早く、数回チャレンジしただけで波に乗ることができた。

わが子の様子を見守っていた矢田陽子さん(42)は「初めてだったので不安だったけど、意外と簡単に乗れてびっくり。生き生きして楽しそうにやっているのでうれしい」と膝まで海に入って子どもの様子を写真撮影。

最初の休憩では、もうやりたくないと言っていた橋本想佳さん(小4)は「最初は慣れなかったけど練習したら上手になってうれしかった。これからも続けたい」とにっこり。

すぐにうまく乗れた吾妻諒皇君(小4)と加藤椿さん(小5)は海から上がって「気持ち良かった」と爽快な表情だった。

梅本会長は「子どものうちからサーフィンに親しみ、続けてもらうためにこれからも継続してやっていきたい。サーフィン人口拡大を目指し、選手を育て、サーフィンで地域貢献したい」と話した。

波乗りを楽しむ子どもたち

波乗りを楽しむ子どもたち