お客さま第一に 紀陽銀粉河支店新築移転

㈱紀陽銀行粉河支店(和歌山県紀の川市粉河)が、国道24号沿いのオークワ粉河店敷地内に新築移転し、21日に開店した。併せて、名手支店が粉河支店に移転統合した。

粉河支店と名手支店は、JR和歌山線沿線に各店舗を構えていたが、建物の老朽化とマイカー利用者の需要が高いことから国道24号沿いに店舗を集約。一つの拠点内で二つ以上の支店を併設して営業するブランチインブランチ方式で名手支店を粉河支店へ移転統合した。

移転統合にあたり、粉河支店の店舗内ATMを1台増設するとともに、同敷地内にあるオークワ粉河店サービスステーションを粉河支店内に移転し、店舗内ATMを合計4台に増設。従来の店舗より、ロビーが2倍広くなった。

オープニングセレモニーには原口裕之取締役頭取、中井裕美子粉河支店長、荒古大介岩出支店長・連合店統括支店長が出席。行員らと共にテープカットで祝った。

中井支店長は、「気持ちも新たにお客さまファーストで一丸となって取り組みたい」、荒井和宏広報・IR室長は「粉河支店は1936年、名手支店は1937年に開店した歴史ある店舗。これからも粉河地区の皆さんに気持ちよく利用してもらいたい」と話した。

新築の支店を訪れた紀の川市の主婦(63)は「広くなって驚いた。車もとめやすくなった」と話していた。

ATMの利用可能時間は午前7時~午後9時。

新店舗前でテープカット

新店舗前でテープカット