ミニバス女子 湊クロスオーバー全国へ

「第54回全国ミニバスケットボール大会」(3月28日~31日)に初出場する和歌山市のミニバスケットチーム「湊CROSS OVER」の女子チームは25日、市役所に尾花正啓市長を訪ね、活躍を誓った。

同チームは26年前に発足。主に市内の小学生男女約60人が所属し、週4日練習に汗を流している。

全国大会に出場する女子チームは6年生で構成され、昨年夏の県大会で優勝。県代表として第46回全関西ミニバスケットボール交歓大会に出場し、県初となる6位入賞を果たした。12月に行われた県大会でも優勝し、3月に東京の国立代々木競技場第一、二体育館で行われる全国大会への切符を手にした。

市役所を訪れたのは選手14人と湯川眞匡代表、島本充崇コーチ、保護者ら。選手たちは全国大会への意気込みを伝え、尾花市長から激励品を受け取った。

キャプテンの島本寿乃(じゅの)さん(12)は「みんなでつかみ取った全国大会への切符。チームの持ち味であるスピードを生かし、悔いのないよう戦ってきます」と話し、尾花市長は「強豪がそろう全国大会で、持てる力を存分に発揮して一戦一戦、頑張ってほしい。バスケを通してスポーツの面白さを体感し、勝負の世界で自分を鍛えてもらえたら」とエールを送った。

 

全国大会に出場する湊CROSS OVERの女子チーム