最優秀賞に笠松小 22年度県農業教育賞
農業学習・体験を通して自然や生命の大切さを育む食育活動を実践している小中学校などを表彰する、2022年度和歌山県農業教育賞に4校が決まった。
最優秀賞(知事賞)は日高川町立笠松小学校(高垣利加校長)。3~6年生5人が運動場の一角24・5平方㍍を開墾して畑の面積を2倍にし、児童が工夫を凝らしながら、全校で「つくる・育てる・食べる」の一連の活動を実施していることが評価された。
本紙エリアでは、和歌山市立楠見小学校(梶本久子校長)が奨励賞に選ばれた。児童が5年生時に花壇などを開墾した畑で野菜を作り、収穫、販売に挑戦し、6年生時には調理や加工品作りにも取り組むなど、2年にわたって自発的な活動を継続した。
その他の受賞者は次の各校。
優秀賞(教育委員会教育長賞)=有田川町立小川小学校(林寿和校長)▽奨励賞=新宮市立高田小中学校(山本健司校長)