たらこ鉛筆画教室 8月8日~県文で作品展
「たらこ」の作家名で活動する和歌山県岩出市の鉛筆画家・西野一義さんと生徒10人の第2回となる作品展が8月8日から14日まで、和歌山市小松原通の県民文化会館1階特設展示室で開かれる。
西野さんが独学で鉛筆画を始めたのは8年前。やさしくぬくもりを感じるタッチにひかれた。使用する画材は鉛筆のみ。濃淡や陰影、線の一本一本まで丁寧に描いた精緻な表現は、モノクロ写真のよう。2年ほど前から同館やコミュニティセンターで教室を開き、鉛筆画の魅力を伝えている。
作品展では、西野さんと生徒の作品約50点を展示する。モチーフは、人物や外国の風景、動物など。A4からB2までのキャンバスいっぱいに写実的な鉛筆画の世界が広がる。
西野さんは「濃淡と影が上手に描けているかが鉛筆画の大切なところ。細かいところまでリアリティーあふれる鉛筆画をじっくりと見ていただければ」と来場を呼びかけている。
午前10時から午後5時(最終日は1時)まで。初日の8日は午後1時開場。
問い合わせは西野さん(℡090・3277・6288)。