就業、育児をサポート 8~10月に子育て相談

子育て中の母親の就業や育児を応援するNPO法人ホッピング(和歌山市雑賀町)は8~10月の毎月1回、市からの委託を受けて、本年度の同市みんなで子育て推進事業の一環として「わかやましステキなかぞく大作戦! 夫婦で子育て、みんなで子育て」を開く。同NPOの理事長、貫名茜さんは「ぜひとも気軽に参加してもらいたい」と参加を呼びかけている。


 8月26日 パートナーシップで交流会

午前10時から和歌山ビッグ愛(同市手平)9階の県男女共同参画センター〝りぃぶる〟で夫婦のパートナーシップをテーマにした交流会「隣の子育て聞いてみ隊!」を開く。

自らも子育て中の県住みます芸人「わんだーらんど」の2人がファシリテーターを担当。家事や育児、仕事、パートナーシップなど、「みんなはどうしているんだろう」と疑問に思うことを、参加者みんなで共有しながら交流を図る。定員15世帯。8月15日締め切り。


 9月24日 かけっこワークショップ

午前10時から中央コミュニティセンター(同市三沢町)でワークショップ「パパと一緒に体を動かそう! 親子で笑顔になれるかけっこ教室」を開く。

スポーツ工芸ブランドARUCUTO代表の宮﨑要輔さんが講師となり、「カンガルーのようなバネ感が身につくボディーコンタクト」や「力の入れ方が身につくタオル走り」など、楽しみながら親子でかけっこに必要な動きのこつを伝授する。

対象は、年少児から小学3年生ぐらいまでの子どもとその保護者(父親もしくは祖父母)。定員20世帯。9月20日締め切り。


 10月29日 生活経営疑似体験ゲーム

午前10時と午後1時半から河北コミュニティセンター(同市市小路)でワークショップ「家族の未来を疑似体験! 生活経営ゲーム」を開く。

同ゲームは、㈱ライフワークサポート(石川県)代表取締役の谷崎由美さんが開発したもので、県内での体験会は今回が初めて。

当日は、参加夫婦が妊娠や出産などのライフイベントから子育て、キャリア、お金に関わる課題をカードで決めていき、その選択に応じて家族形態やウェルビーイング、お金が変化していくのをゲームで体験していく。

貫名さんは石川県で同ゲームを体験。「さまざまな課題やライフイベントで直面する夫婦間の〝意識のズレ〟や考え方を確かめられて面白かった」とし、「イメージ作りなど、ゲームで1回体験することで見えてくるものがあるのでは」と話す。各回定員8世帯。10月19日締め切り。


貫名さんによると、子育て中の女性は「仕事」「育児」「家事」に不安を抱えている人が多いとし、「1人で悩まず、夫婦で楽しく相談できるきっかけづくりとして参加してもらえれば」と話している。

詳細はNPOのホームページ(https://hoppingmama.com/)。申し込みは各リンクから。

笑顔で参加を呼びかける貫名さん

笑顔で参加を呼びかける貫名さん