輝く和歌山城など 天守閣で写生大会作品展
和歌山市の和歌山城天守閣内の「多門」で20日まで、第52回和歌山城公園写生大会の展覧会が開かれている。
写生大会は子どもたちの豊かな観察力と情操を育むことなどを目的に開催。春から初夏にかけて和歌山城公園内を写生した作品を募り、ことしは3歳以上の幼児、小学生、中学生から1264点の応募があった。そのうち、市長賞、教育長賞、産経新聞社賞、特選、準特選の117点の入賞作品を展示している。
市長長に輝いたのは伏虎義務教育学校の6年生、西村楓さんの作品「輝く和歌山城」。石垣の色を変えて塗るなどし、堂々とした和歌山城を、緑の木々や青空とともに伸びやかに描いている。
その他、一の橋や大手門、紅葉渓庭園、和歌山城公園動物園の動物を生き生きと色鮮やかに描いた作品が並んでいる。
天守閣の入場料(大人410円、小人※小中学生200円)が必要。午前9時~午後8時(入場は7時30分、24日までは「和歌山城納涼ナイター」として天守閣の利用時間を通常の5時半から延長している)。
問い合わせは和歌山城天守閣(℡073・422・8979)。