県内最低賃金929円に 10月1日に引き上げへ
和歌山県内の最低賃金が10月1日から40円引き上げられ、時間額929円への改定が決まった。
県内の最低賃金は2019年度まで7年連続で10円以上引き上げられ、20年度は新型コロナウイルスによる経済への深刻な影響を考慮し、1円増にとどまったが、21年度は28円、22年度は30円の大幅増としていた。
本年度は、中央最低賃金審議会が41円の引き上げを答申し、和歌山地方最低賃金審議会(廣谷行敏会長)も和歌山労働局(松浦直行局長)に対し、中央審の判断に沿った引き上げを答申していた。