名草の排水ポンプ強化 和市議会補正予算案
和歌山市は28日、総額1億2202万3000円を増額する2023年度一般会計補正予算案など、12月5日開会の定例市議会に提出する案件を発表した。
補正予算案の主な事業では、6月2日に発生した線状降水帯により亀の川が氾濫し、浸水被害が出た名草地区で、羽鳥橋排水ポンプ設備の排水量を増やし、対策を強化する事業の着手に1696万円など、災害対策関係に計5936万円を計上する。
この他、閉園となった旧中之島保育所を地域交流拠点施設に整備する事業に2000万円、保育士の負担を軽減するため、私立保育所・認定こども園に対し、清掃や給食の配膳などの周辺業務を行う人員の雇用を補助する事業の拡充に620万6000円などがある。
12月議会への提出予定案件は、予算関係を含む議案24件、報告関係2件など。12月議会は5日開会、22日閉会の18日間。7、11、12日に一般質問、13~15、18、19日に常任委員会を予定している。