児童も歌や踊り披露 松江ふれあい食事会

一人暮らしの高齢者らに楽しいひとときを過ごしてもらおうと、和歌山市松江北の河西コミュニティセンターで11月27日、「松江ふれあいお食事会」が開かれ、65歳以上の男性14人、女性71人が参加した。

同地区社会福祉協議会が主催。春と秋の年2回行っており、今回が41回目。毎年秋は松江小学校の児童がステージでパフォーマンスをして参加者を楽しませている。

今回は全校児童464人が学年別に歌やダンスを披露した。最後の出演となる6年生は「成長した姿を見てほしい」と1年生の時に見せたダンス「ピカピカの1年生」をかわいらしく踊り、最後はソーラン節でかっこよく締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。

この他、県民謡連合会有志会による歌と三味線演奏、全国的に被害が広がっている特殊詐欺について、和歌山北署生活安全刑事課の古久保洋平係長が注意点を話した。

88歳の女性は「毎回ここに来るとにぎやかで楽しい」と笑顔。参加者は皆、「楽しかった」などと話しながら、弁当を手に帰宅した。

同協議会の川口彰子会長(70)は「子どもたちから元気いっぱいのパワーをもらえた。参加したみんなが笑顔になれる場所として今後も続けていきたい」と話していた。

 

歌や踊りを披露する児童ら