惜敗も前半ほぼ互角 ラグビーヒガシクラブ

ラグビーの近畿クラブリーグカテゴリーBで戦う、和歌山市のヒガシクラブ(岡田博之代表兼監督)は17日、紀三井寺公園補助競技場(同市毛見)で行われた最終戦(第5戦)で、交野ラグビーフットボールクラブ(大阪)と対戦した。試合は26―48で敗れたが、ホームの声援を背に前半はほぼ互角の戦いを見せた。ヒガシクラブは全5戦を終えて1勝4敗で6チーム中4位。B残留を決めた。

ヒガシクラブは3日の第4戦で今季リーグ初勝利。最終戦に向けて岡田代表兼監督(48)は、「地元の応援を受けて必ず勝つ」と意気込んで挑んだ。

ヒガシクラブは前半開始早々、交野クラブに先制を許すも、FW白樫侑大のトライですぐさま追撃。その後もHB古川晃平とHB高尾渓一が連続でゴールラインを割り、TB中川拓也が2本のコンバーションキックを決めて、一時逆転に成功した。前半を終えて両チームが3本のトライ。ヒガシクラブは19―21と2点を追いかけて試合を折り返した。

ヒガシクラブは後半で再び逆転を狙い、FB中村拓弥がトライを奪うも、交野クラブに5本のトライを許して26―48で敗れた。

最終戦を終えて岡田代表兼監督は、「後半で巻き返したかったが、うまくかみ合わなかった」と話し、高尾主将(36)は今季のリーグ戦を、「勝つという目標へ、みんなで一緒の方向に向かって戦うことができた」と振り返った。

一時勝ち越しとなるトライを決めた高尾主将

一時勝ち越しとなるトライを決めた高尾主将