年末年始のトラブル防止 JAFが点検呼びかけ
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)和歌山支部は年末年始に備え、車のトラブル防止のためバッテリーやタイヤなどの点検を呼びかけている。
昨年の年末年始(2022年12月29日~23年1月3日)の県内のロードサービス出動件数は、一日平均82件の計492件だった。
故障内容で最多だったのは「過放電バッテリー」で165件(34%)、次に「タイヤのパンク・バースト等」が107件(22%)で、出動件数の過半数の56%を占めた。
JAFによると、故障原因のほとんどは点検不足やドラーバーのうっかりミスによるものだという。これからの時期は寒波による低温や使用環境などにより、バッテリーの性能の低下が予測される。またタイヤは、空気圧不足や傷などにより、パンクやバーストが生じる恐れがある。
年末年始の帰省やレジャーなどでの車の利用時には、事前に自動車販売会社や整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店などでの点検と、山間部に行く際や急な冷え込みによる路面凍結などに備え、スタッドレスタイヤへの交換やタイヤチェーンの携行を勧めている。