買い物は地元で 和歌山YEGスタンプラリー

地元での買い物を促し、地域の魅力の再発見や、心の豊かさにつなげたいと、和歌山商工会議所青年部(和歌山YEG、久保田善文会長)は10日から3月10日まで、和歌山市内の登録店舗でデジタルスタンプラリーを行う。

地域との関わりを重視した同団体の取り組み「ローカルファースト」の一環。「Love和歌山 Special Month~バイローカル実践・わかやま城下町デジタルスタンプラリー~」と題して開く。

期間中、78ある登録店舗で買い物や飲食をして、店に掲示された二次元コードを読み取りデジタルスタンプを集める。10店舗分で1口の抽選に応募でき、特定の店舗で使える最大3万円分の商品券が当たる。

地域の経済循環活性化を目指し、同団体は2020年、「シフト20億円! BUY LOCALで地域内経済循環を活性化しよう!」と題した提言書を市に提出した。市民1人が、市外に本社を置くショッピングセンターなどを除いた、地元の店舗で500円の消費をすることで、総額20億円の経済効果を期待するもの。その後も「ローカルファースト」をテーマに毎年、買い物が楽しめる催しを開いてきた。

昨年は4日間だったが、ことしは期間延長。単なる地元での消費促進にとどまらず、さまざまな店舗に一歩足を踏み入れることで、好奇心を刺激し、人とのつながりをつくり、心の豊かさにつなげてもらいたい、という願いもある。

同団体の「地域をつくる委員会」の野上晶平委員長は、「どの店舗も、すてきな商品や料理をそろえています。この1カ月、好奇心のままに、ぜひ、ご家族や友人とお気に入りの店を見つけてください」とPRしている。

詳細は特設サイトから。応募締め切りは3月10日。

問い合わせは同部(℡073・422・1111)。

 

参加を呼びかける野上委員長