赤十字の活動に理解を 運動月間で啓発活動

5月の「赤十字運動月間」に合わせ、赤十字事業について広く住民の理解を求めようと、日本赤十字社和歌山県支部は7日、和歌山市のJR和歌山駅前中央出入り口と東出入り口付近で、募金などの街頭啓発活動をした。

5月1日は日本赤十字社の創立記念日、同じく8日は創始者アンリー・デュナンの誕生日であることにちなんで同月間を定めている。

7日に参加したのは、同市大新と宮北の赤十字奉仕団をはじめ、和歌山大学や近畿大学生物理工学部、東京医療保健大学看護学部の各学生赤十字奉仕団メンバーと、同支部の合計29人。駅を利用する人にポケットティッシュを配り、募金を呼びかけた。

また本紙エリアでは、同市四箇郷、湊、三田、直川、紀の川市桃山の各赤十字奉仕団も近隣のスーパーなどで啓発活動を行った。

同支部総務課組織振興係の伸浩係長は、「どの活動にも資金が必要で、これからも国民の皆さまに赤十字活動への理解を呼びかけ、支援してくださる会員の方の増強に努めたい」と話した。

同期間中に集まった募金は赤十字の活動に充てられ、日本赤十字社県内各地区分区では、募金活動の他、清掃を行うクリーンキャンペーンを行う予定。

 

活動に理解を呼びかける赤十字奉仕団員ら