100歳大学が9月に開講 受講生を募集中

幅広い世代が学ぶ
幅広い世代が学ぶ

「人生100年時代」ともいわれる中、健康長寿で活力のある地域社会の形成と、地域の担い手育成を目指す「わかやまコンパクト100歳大学パート3」が9月、和歌山市布施屋の河南コミュニティセンターで開講する。

主催はNPO法人和歌山保健科学センター(同市上野)。12月まで、さまざまなカリキュラムが予定されており、現在受講生を募集している。

「100歳大学」は、老いを生きる覚悟とノウハウを体得する学びの場のこと。元滋賀県知事で、現在は健康・福祉総研の理事長を務める國松善次さんが「第二の義務教育」の必要性を訴え、提唱。同センターでは2021年に「わかやまプレ100歳大学」、22年に初の「わかやまコンパクト100歳大学」を開講した。

「人生は2幕目がおもしろい」を理念に掲げ、講座では「人生100年時代に備えて」をテーマにしたカリキュラムのもと、実践的に学ぶ。

介護予防や地域貢献、高齢期の体の変化や対策などさまざまな講義とグループワークの他、卒業式では國松さんによる特別講演も行われる。講師は和歌山市の現状を理解する各分野・領域の実務経験者が担当する。

日程は全7日間(9月7日、21日、10月5日、20日、11月2日、17日、12月7日)午後1時15分~4時。先着30人。参加年齢不問。学費4000円(テキスト代含む)。申し込みは同センターにファクス(FAX073・425・3600)かメール(npowhs@gmail.com)。申し込みフォームからも可能。締め切りは24日。問い合わせは同センターの梅本さん(℡090・2287・6179)。