ウェイブスが堺に惜敗 7回に打線つながるも

7回、2点適時打を放つ小川
7回、2点適時打を放つ小川

さわかみ関西独立リーグで戦う県内唯一のプロ野球団、和歌山ウェイブスは16日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で首位の堺シュライクスに2―5で敗れた。これによりウェイブスの連勝は3で止まった。

堺シュライクス
和歌山ウェイブス

〔堺〕﨑山、和泉、清原―松本〔和〕關矢、唐澤―森▽三塁打=脇屋(堺)▽二塁打=浅成、石井、松本、脇屋(堺)

ウェイブス先発の關矢は初回、2本の適時打などで3点を失う苦しい立ち上がり。打線は初回に2死一、二塁、6回に2死一、三塁の好機をつくるも得点できなかった。關矢は2回以降立ち直り、6回まで追加点を許さなかったが、7回に2点を失った。

5点を追うウェイブスは7回裏、堅木、正田、蔡の安打で1死満塁として小川の右適時打で2点を返す。8、9回には唐澤が登板し、自己最速を1㌔更新する147㌔の直球を武器に無失点と好投。2回以降は互角の戦いを見せたウェイブスだったが追い付けず、3点差で敗れた。

2点適時打を放った小川佐和選手は「つなぎの意識の中で点を取れて良かった」と話した。

好投した唐澤賢汰投手は「しっかりとストライクゾーンに強い球を通していけた」とし、「今月と来月はホームゲームが多いので、一つでも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んでいた。

ウェイブスは通算成績を13勝23敗2分とし6チーム中5位。23日の次戦では、紀三井寺公園野球場で現在2位の兵庫ブレイバーズと戦う。