県内インフル警報 流行拡大や長期化に注意
和歌山県は26日、県内のインフルエンザの発生が警報の基準値を超えたと発表。流行のさらなる拡大や長期化が懸念される。
県健康推進課によると、県内48医療機関からのインフルエンザ患者報告数が16~22日の週で平均30・63人となり、警報基準値(1機関当たり30人)を上回った。
本紙エリア内各保健所管内の同週の患者報告数の平均は、和歌山市が40・27人、海南が53・00人、岩出が23・33人。海南が県内で最も多くなっている。
同課は、予防対策を心がけるよう呼び掛けており、咳エチケットの徹底、こまめな手洗い、適切な湿度を保つこと、こまめな換気、ワクチン接種などの注意点を挙げている。