歴史を語る道具たち 和市立博物館で展示中

昔の道具が並ぶ
昔の道具が並ぶ

和歌山市立博物館(同市湊本町)は、所蔵の市民から寄贈された農具や生活用具を展示する「歴史を語る道具たち」を2階特別展示室で開催している。3月9日まで。

「くらしの道具」「遊びと勉強」「あかりの道具」「食事の道具」「はかる道具」「あたたまる道具」「米作りの道具」の七つに分けて約150点を展示している。

22日に「しはくファミリーデー」を実施。「博物館は静かに過ごすもの」と思い、子どもを連れての来館を控えている人たちに向けて設定したもの。子どもたちと話しながら、気兼ねせずに展示室を回ることができる。

当日は体験イベント「むかしの道具って使えるの?遊べるの?」も開催。実際に触って使い、遊べるイベントになっている。午前10時~午後3時に1階玄関ホールで体験できる。

入館料は一般・大学生100円。小中高生、市発行の老人優待利用券を持つ人、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人とその介護人は無料。休館日は月曜・祝日の翌日(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)。午前9時~午後5時(入館は4時半まで)。

同館では「資料を有効活用し、先人の生活の知恵を学ぶ機会にしてほしい。子どもさんの来館をお待ちしています。ファミリーデー以外の来館も大歓迎です」と呼びかけている。

問い合わせは同館(℡073・423・0003)。