小学生ドッジで全国へ 高松キングファイターズ

高松キングファイターズの皆さん
高松キングファイターズの皆さん

和歌山市を拠点に活動するドッジボールチーム「高松キングファイターズ」は、30日に福岡市総合体育館で開かれる「第34回春の全国小学生ドッジボール選手権」に県代表として出場する。3年連続4回目。山田悟史監督(25)は「県代表としてたくさんの思いを背負っている。最後まで全力で戦い抜く」と春の頂点を見据えている。

同チームは2月の県予選で優勝して全国への切符をつかんだ。県予選には8チームが出場し、2ブロックの予選リーグ戦後、3セットマッチの決勝トーナメントを実施。多くのチームの実力が拮抗(きっこう)している傾向があり、幾度も激戦が繰り広げられたという。

同チームのリーグ戦結果は1勝1分1敗。守備から攻撃につなげるという思い通りの試合展開にはできたが、重要な場面で得点を決め切ることができずに勝ち切れず、悔しさが残った。

山田監督によると、決勝トーナメントは「勢いのままに駆け抜けた」という。決勝戦で選手たちは、山田監督に指導され続けてきた「チームで戦う」を常に意識してポジティブな言葉をかけ合い、1セットも奪われずに堂々の優勝を飾った。

島田浩平主将はチームの強みを「攻撃力とチームワーク」とし、「チームの強みを生かして、県予選のようにみんなで戦うことを意識して絶対に優勝したい」と意気込んでいる。

全国大会は各予選を勝ち抜いた約50チームが出場。予選リーグを経て、決勝トーナメントで全国優勝の座を争う。

高松キングファイターズのメンバーは次の皆さん。

監督=山田悟史▽選手=島田浩平、藤井瑛永、伊藤利玖、橋本享典、横田龍一、髙木彰馬、大西春麻、髙木大智、荒内隼翔、相原音羽、田中利虎、川﨑雅紀、下之坊謙伸、木下晴人、浅野新、酒井芽月、白井斗稀、伊藤隆修、佐々木快瑠