和歌山リトルシニアV 関西連盟春季県予選

優勝した和歌山リトルシニアの皆さん
優勝した和歌山リトルシニアの皆さん

第54回関西連盟春季大会和歌山ブロック予選の決勝が和歌山市福島の市民スポーツ広場で行われ、和歌山リトルシニアが南部リトルシニアを9―3で下して頂点に立った。和歌山リトルシニアは、5日に開幕する関西各予選ブロックを突破した32チームが集う本大会に出場する。

南部 00300003
和歌山 130302×9

試合は初回から和歌山リトルシニアが主導権を握った。先頭打者が出塁すると、盗塁とバントを絡めた攻撃で1点を先制。続く2回には3点を追加し、序盤からリードを広げた。

対する南部リトルシニアも3回に3点を奪い反撃を見せたが、その後は和歌山リトルシニアの本田兼大選手の力強い投球と、湯川虎冬選手の制球力高いピッチングを前に得点を奪えず。和歌山リトルシニアは4、6回にも計5点を加え、試合を決定づけた。

福地比呂主将(新中3年)は「初めから強気で勝負できたことが勝利につながった」と分析。「良かったところを生かしつつ、本大会では球際を大事にして全力プレーで優勝したい」と意気込んでいる。

細田敏文監督は「一つひとつの場面でピッチャーが丁寧に投げられた」と振り返り、本大会に向けて「レベルが高いチームが多い。一人ひとりが自分の役割を理解して全うできるというチームの強みを最大限に発揮して勝ち進みたい」と頂点を見据えた。

和歌山リトルシニアのメンバーは次の皆さん。

監督=細田敏文▽選手=福地比呂、上野山輝、前田杷久、下田勘太郎、湯川虎冬、岩井大采、本田兼大、河口颯斗、三枝蓮、津名恭平、池田友歩、石川想士、下條平雅、松本斗亜、工藤煌工、仲田弘人、山上颯馬、上原諒成、井上颯太、山﨑叶大、根田陽斗、村岡柊真、池田龍ノ志、塩見尚大、杖村颯大

チームから4人受賞 和歌山市スポーツ賞

大会で成績が優秀だったなどとして贈られる和歌山市スポーツ賞に、同チームの西原蓮奈選手(新高1)、池田友歩選手(新中3)、上野山輝選手(新中2)、下田勘太郎選手(同)の4人が選ばれた。

西原選手は夏に北海道で開催されたシニア女子チームの日本一を決める「第7回ガールズチャンピオンシップ」に関西選抜チーム「関西レディース」から出場し、準決勝では先発登板。力強い直球と多彩な変化球を巧みに繰り出し「気合が入って今までにない球筋の投球ができた」と、チームの2年ぶり6度目の優勝に貢献した。

池田選手も同チームから同大会に出場。扇の要として、持ち前の素早い球の握り変えで何度も盗塁を阻止することに加え、決勝戦ではサヨナラ逆転の一打を放ち、チームを勝利に導いた。「あの瞬間は忘れられない」という。

上野山選手は夏に米国で開かれた世界大会に関西選抜として出場。世界中の強豪が集う中でチームはベスト8となり、個人としてはゴールデングラブ賞に輝いた。打者としても「ゾーンに入っていた」と大会を振り返り、打率は5割8分を誇った。

下田選手も同チームから同大会に出場し、持ち味は強肩強打。扇の要として堅実な守備でアウトを重ね、打者としても中学生離れのスイングスピードで得点を量産した。「いろいろな面でまだまだ足りない。もっともっと練習しないと」と慢心はない。

和歌山市スポーツ賞を受賞した(左から)下田選手、上野山選手、池田選手、西原選手
和歌山市スポーツ賞を受賞した(左から)下田選手、上野山選手、池田選手、西原選手