個性光る癒やしの絵手紙 城ホールで展示

楽しんで制作したさまざまな作品が並ぶ
楽しんで制作したさまざまな作品が並ぶ

日本絵手紙協会公認講師の島本忠生さんと佳代子さん夫妻が主催する絵手紙展「楽しい楽しい」が2日、和歌山市七番丁の和歌山城ホール3階で始まった。12日まで。

島本さん夫妻がそれぞれ講師を務める市内の4教室合同絵手紙展。佳代子さんによると、「楽しむということを大事にして、いろいろなアイデアで生み出された作品」を並べている。

展示数は20人以上の200点を超える。はがき絵に加え、麦わら帽子やランプシェード、一閑張り、和傘、段ボール、牛乳パック、石などさまざまな作品を展示。作品制作でも、ストローや茶筅(せん)で描くなど、一人ひとりが発想豊かに楽しみながら仕上げたという。

「懐かしい昭和」と題し、黒電話や仁丹、そろばん、ブラウン管テレビなどの絵に、それぞれ手紙で思いをつづった作品も並べている。

佳代子さんは「絵手紙は『癒やし』で喜んでもらえるもの。ポストに入っているとびっくりするし、すごくうれしい。絵手紙をあまり知らない人もぜひ一度、見に来てください」と呼びかけている。

午前9時から午後5時まで。問い合わせは同所(℡073・432・1212)。