岸本前知事の県民葬 7日に県文大ホールで

生前最後の定例記者会見で話す岸本前知事(4月8日)
生前最後の定例記者会見で話す岸本前知事(4月8日)

4月15日に死去した岸本周平前和歌山県知事を追悼する県民葬(実行委員会主催)が6月7日午後2時から、和歌山市小松原通の県民文化会館大ホールで行われる。申し込み不要、平服で参列できる。

実行委は県や県議会をはじめ県内の各種団体22団体で構成し、葬儀委員長は宮﨑泉知事、副委員長は鈴木太雄県議会議長が務める。

県民葬では、各界からの弔辞、約8000人分の記帳の奉呈、岸本前知事をしのぶ映像の上映などを行い、県ゆかりの音楽家が「アヴェ・マリア」(バッハ、グノー)を演奏する。

遺族や参列者代表による献花の後、いったん閉式し、3時45分ごろから一般参列者による献花が行われる。

多くの参列者が予想され、本会場は席に限りがあるため、同館の別室と近隣の県庁南別館にサテライト会場を設け、モニターで本会場の様子が見られる他、随時受け付ける献花台も設置する。来場できない人のためにインターネットでの配信(https://kenminsou.telewaka.tv/)も行う。

入場時には手荷物検査がある。手話通訳、要約筆記あり。香典、供物、供花は辞退。

会場周辺の駐車場は混雑が予想されるため、公共交通機関での来場を呼びかけている。