飲食料品を提供 和歌山市と旭食品が災害協定

協定書を手に福井支社長㊧と尾花市長(和歌山市提供)
協定書を手に福井支社長㊧と尾花市長(和歌山市提供)

和歌山市は、旭食品㈱(高知県南国市)の近畿支社と、災害時に飲食料品の提供で協力を受ける協定を締結した。

同社は加工食品や冷凍食品などの卸売りを手掛ける。今回の協定では、和歌山市内で災害による甚大な被害が発生または発生する恐れがある場合、同社は市の要請に応じて、レトルトのおかゆ1000食、飲料水(2㍑)1800本を無償で提供する。

協定の締結式は市役所で行われ、同社の福井良臣常務取締役支社長と尾花正啓市長が協定書に署名。尾花市長は、災害時の協力協定の締結事業所であることを示す認定プレートを手渡した。