和歌山市内で海開き 片男波では安全祈願祭

和歌山市内4カ所の海水浴場が1日、一斉にオープンした。
和歌浦南の片男波海水浴場では海開きと安全祈願祭が行われ、関係者10人が参列して海水浴客らの安全を祈った。
和歌浦天満宮の小板政規宮司が神事を行い、参加者は海の家に設けられた祭壇に玉串をささげて手を合わせた。
小板宮司は海に向かってはらい清め「ことしは大きな台風が来ないよう、安全を願っている」と話した。
和歌浦地区連合自治会と、同海水浴場管理運営委員会の梶間敏之会長は「ことしは海上アスレチックが5日にオープンする。海水浴場を盛り上げることは地域貢献になる。たくさんの人に来てもらって海を楽しんでほしい」とにぎわいに期待を寄せた。
同海水浴場では8月31日まで、水辺の事故を防ぐための監視や指導を行うライフセーバーを配置し、遊泳区域のフェンスやサメよけネットを設置する。