干潟を活かした地域づくり 18日にシンポ
和歌山商工会議所地域開発委員会は、和歌の浦干潟のラムサール条約登録に向けたシンポジウム「干潟を活かした地域づくりについて」を18日午後1時から、和歌山市西汀丁の同商工会議所4階大ホールで開く。
同委員会は、これからの和歌山の街づくりは「持続可能な観光地域づくり」として環境と人々を結び付けた地域づくりが重要であるとし、和歌の浦干潟のラムサール条約登録に向けて取り組もうとシンポジウムを開催。「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」であるラムサール条約の基礎や登録のメリットなどについて考える。
基調講演では、和歌山大学教育学部の古賀庸憲教授と奈良女子大学名誉教授で和歌山県立自然博物館の和田恵次館長が講師を務める。和田館長は主に干潟のカニ類の生態・行動・系統進化を研究テーマとしている。
パネルディスカッションでは、同委員会委員長で㈱南北取締役相談役の樫畑直尚氏がコーディネーターを務め、パネリストに古賀教授、和田館長、県立南紀熊野ジオパークセンター主査研究員の本郷宙軌氏、同委員会副委員長で南海電気鉄道㈱和歌山事務所の杉本吉史所長を迎える。
参加無料。希望者は申し込みフォームからか、事業所名、住所、名前、電話番号、メールアドレスを記入し、ファクス(FAX073・433・0543)で申し込む。問い合わせは経営支援課の中浴さん(℡073・422・1111)。