AdBlueを製造販売 和歌山市のAOIステーション

「一度使ってみてください」と中野建設の皆さん
「一度使ってみてください」と中野建設の皆さん

和歌山市平岡の㈱中野建設が運営する「AOIステーション(アオイステーション)」は、ディーゼルエンジン車に欠かせない高品位尿素水「AdBlue(R)(アドブルー)」を県内で唯一、製造から行っている販売会社です。

アドブルーは、ディーゼルエンジン車の排気ガスに含まれる窒素酸化物を窒素と水に浄化する尿素水のブランド名。ディーゼル車の排出ガスをきれいにする尿素SCRシステムに対応し、大気汚染を低減するために必要な高品位尿素水です。

ドイツ自動車工業会(VDA)が定めた厳格な国際基準をクリアした高品質な尿素水だけが「アドブルー」と認められます。同社は2023年に認定を受けました。

市内を走るごみ収集車などで、AOIステーションのアドブルーが使われています。  

代表の中野榮一さんがアドブルーを製造するきっかけとなったのは、2021年末ごろから、国際問題でアドブルーが全国的に供給不足になったこと。経営する運送・建設会社のトラックが動かせずに仕事も滞ってしまう事態になったことから、「無いなら自分でアドブルーを作って、他でも困っている所へ供給できたら」との思いから製造工場を建設しました。

清流である紀の川の地下水をくみ上げて不純物を取り除き、ろ過を重ねたクリーンな水を使用しています。紀の川の水は、アドブルーの品質をさらに高いものにしながら、安定維持につながっています。品質には自信があり「メイドイン和歌山のアドブルーをぜひ一度使ってみてください」と中野代表。

販売は、1㌧のIBCコンテナ、携帯に便利な20㍑サイズをお求めやすい低価格で販売。コストパフォーマンスに優れた商品です(価格応相談)。

配送は、和歌山県内だけでなく、大阪・奈良・兵庫・京都・滋賀と近畿一円どこでも配送可能。1㌧のIBCコンテナの取付設置も行っています。

中野代表は「どんどん地球温暖化が進む中で、地球の未来を考えています。アドブルーを使ってディーゼル車の排気ガスをきれいにし地球のオゾン層を少しでも守りたい」と話しています。

まずは気軽に電話で問い合わせてください。

【中野建設AOIステーション】和歌山市平岡164の1▽℡073・461・8901▽午前8時~午後5時

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