7年ぶり全国大会へ 中学生野球の和歌山ボーイズ

中学生の野球チーム「和歌山ボーイズキングタイガース」(吉田将崇代表)が、6月に開かれたボーイズリーグ全10チームによる県支部予選大会決勝で、御坊ボーイズを10対3で破り優勝を果たした。8月2日に大阪で開幕する第57回日本少年野球選手権大会に7年ぶりの出場を決め、田村陽大主将は「みんなでつかんだ勝利。全国大会も協力して頑張りたい」と意気込む。
和歌山ボーイズは、中学1年生から3年生まで計39人が所属し、和歌山市雑賀崎の練習場を拠点に平日の週3回、練習に励んでいる。
個々の技術力が高い3年生を中心にしたチームで、練習ではキャッチボールやゴロ捕球など、基礎、基本の反復を徹底している。圧倒的な練習量と実践を通じ、選手自らが考えて動く主体性や互いをカバーし合うチーム力を高めてきた。
チームの攻撃の軸となるのは1番の森本梁太、長尾将武、捕手の海瀬健太、投手でマルチプレーヤーの田村主将だ。積極的なプレーで森本が出塁し、チームを勢いづける。打撃と走力に優れる長尾、長打力のある海瀬、走力や安打も期待できる田村が続く。
投手陣は、130㌔を超える力強い直球と変化球で真っ向勝負に挑む本格派の右腕田村と、得意の変化球で打ち取る技巧派の左腕木村月羽の、タイプが異なるダブルエースがマウンドに上がる。
守備の要は、春の大会以降、失策の少ない堅守を構築した赤木恵介と橋本龍祈の二遊間コンビが守り、判断力が高い海瀬捕手が陣形を引き締める。
全国大会へ向け、現在は強豪投手が投じる重く速い直球に対する攻撃力の強化を図っている。打撃マシンを使った速球対策や下半身強化を意識した素振り、連携プレーなど、最終調整を続けている。
初戦は春のベスト4の強豪、八重瀬ボーイズ(沖縄県)と対戦する。田村主将は「それぞれの持ち味を生かしてチーム力で優勝する」と気合十分。細峪規良監督は「練習量の積み重ねは選手の自信になっている。全国では攻撃的な野球で、気持ちから負けないよう、とにかく攻める展開で3勝を目指す」と力強い。


