保健師チームを派遣 和歌山市が熊本に

尾花市長㊧から激励を受ける派遣職員ら
尾花市長㊧から激励を受ける派遣職員ら

熊本地震の被災地支援のため、和歌山市は保健師と事務調整員からなる2チーム・8人の職員を派遣する。期間は7~12日と17~22日の2回で、6日夕刻に同市吹上の市保健所で出発式を行い、第一陣は7日早朝に現地へ出発した。

市保健所によると、厚生労働省から県を通じて派遣要請があった。保健師と事務調整員各2人が1チームとなり、被災者の健康状態を聞き取り、助言や必要な支援につなげるなどの活動に従事する。

活動地域は熊本県宇城保健所管内(宇土市、宇城市、美里町)で、主に各戸訪問での聞き取り業務を予定している。

出発式には尾花正啓市長、市議会の中谷謙二議長、中村元彦副議長らが出席。尾花市長は「非常に暑い中、被災者の健康面が大変心配される。皆さんの専門知識を生かし、被災者に寄り添ってケアをしてほしい」と激励し、熱中症や余震への注意など、派遣職員自身の安全確保も呼びかけた。

派遣職員を代表し生活保健課の池端孝清副課長は「被災地では多くの方々が不安や疲労を抱えながら過ごしている。一人ひとりに寄り添い、声にしっかりと耳を傾け、心身の健康を支えるため、私たちにできる支援を誠実に行っていく」と決意を話した。

今回の職員派遣にあたっては、大新地区連合自治会が瞬間冷却材100個の寄贈を申し出、出発式で松尾全起会長が尾花市長に手渡した。同会は、被災地への義援金に加えて役立つことができないかと考え、暑さの中で支援活動に当たる派遣職員を助ける今回の寄贈を決めた。