市政のかじ取り誰に 和歌山市長選9日投票

街頭で手を振る候補者
街頭で手を振る候補者

任期満了に伴う和歌山市長選は9日に投票が行われ、即日開票される。猛暑の中、論戦を展開してきたのは届け出順に、元県議の尾﨑太郎氏(61)、元市議の浜田真輔氏(64)、元市議の芝本和己氏(58)、元市長の旅田卓宗氏(81)、元県議の片桐章浩氏(64)、会社役員の幸前青空氏(25)の6人(新人5、元職1)。新たな市政のかじ取り役は誰になるのか。同時に実施する市議補選では8人(新人7、元職1)が3議席を争う。

3期目の尾花正啓市長(73)が出馬せず、新市長が誕生することになる今回の選挙戦は、主要政党がいずれも自主投票となり、混戦模様で幕を開けた。政治経験豊富で一定の支持基盤を持つ候補が多く、各陣営は、経済活性化、公共交通、子育て支援など市政の課題に対する政策を訴えながら、混戦から抜け出そうと懸命に支持拡大を図ってきた。

当選者が決まらない事態を想定する陣営関係者もいる。法定得票数(有効投票総数の4分の1)に達する候補者がいない場合は、再選挙が行われる。再選挙は決選投票ではなく、立候補の届け出から改めて選挙を実施することになる。

市長選の投票率は2014年が30・84%、18年が31・56%、22年が31・54%と、過去3回続けて30%台前半に低迷しており、今回の有権者の動向が注目される。

市議補選には届け出順に、自民党新人で不動産会社経営の末吉亜矢氏(55)、無所属新人でプロボウラーの小西彦治氏(54)、日本維新の会新人で自営業の加勢田城豪氏(52)、日本共産党元職の中村朝人氏(47)、自民新人で薬剤師の大桑邦稔氏(47)、自民新人で劇団代表の天翔りいら氏(37)、参政党新人で学習塾経営の森川佳紀氏(38)、無所属新人で会社相談役の種子永明氏(75)の8人が立候補している。

投票は9日午前7時~午後8時、市内102カ所(うち2カ所は閉所時間を繰り上げ)で行われる。開票は午後9時半から市立市民体育館(土入)で始まり、市長選、市議補選の順に深夜には大勢が判明する。開票終了は10日午前0時ごろの予定。