採用動画でミスマッチ解消 起業家の御前星真さん

事業を説明する御前さん
事業を説明する御前さん

採用動画SNSアプリ「Realee(リアリー)」を手がける㈱リアリー(大阪市)代表取締役社長の御前星真さん(20)=和歌山県有田市出身=は、Z世代の求職者と企業を動画や対面でつなぐ就活支援に力を注いでいる。別法人の㈱AKiKOMA(アキコマ)では16日に和歌山市の和歌山ビッグ愛で県内初の「就活ランチ」を開くなど、地元の魅力発信と新たなマッチング創出を目指している。

御前さんは県立日高高校を卒業後、京都産業大学に進学(現在は休学中)。在学中に起業し、昨年10月にAKiKOMA、ことし2月にリアリーを設立した。「学生団体サミット共創の虎2025」で優勝、「学生ピッチ甲子園2025」の関西大会でグランプリに選ばれるなど、さまざまなビジネスコンテストでの受賞歴がある。

「Realee」は、6月にリリースした、主にZ世代の求職者と企業をつなぐ縦型ショート動画特化型の採用プラットホーム。従来のような文字中心の求人票だけでは伝わりにくい職場の雰囲気や働く人のリアルな姿を動画で届けることで、入社後のミスマッチを防ぐ狙いがある。現在、関西圏を中心に約35社が導入し、2500人の学生が登録している。

一方、AKiKOMAは学生の隙間時間を活用した就活プラットホーム「あきコマ」と対面型の就活イベント「就活ランチ」を軸に展開。16日のイベントでは、食事を交えながら県内企業と学生が直接交流を図り、企業の魅力発信と地元でのマッチング創出を目指す。さらに今後は経営者や人事担当者、学生などが共にプレーしながら交流する「就活フットサル」など、ユニークなイベントの県内展開も予定している。

御前さんは「今の時代、給与や福利厚生といった目先の条件だけで選ぶのではなく、自分がその会社で何をしたいのか、本当に自分に合っているかをしっかり見極めることが大切。資金力や知名度にかかわらず、本当に魅力のある企業が学生にきちんと評価される社会をつくりたい。自分に合った職場を探す学生と、熱意ある企業との良い縁を生み出していければ」と意気込んでいる。

AKiKOMA、リアリーに関する問い合わせは御前さんにメール。また、就活ランチについてはコチラから。