地域の憩いの場へ 定食「笑楽(わらく)」

田舎の祖母の家に来たような雰囲気が広がる、和歌山市平岡の古民家を活用した昼限定の定食店「笑楽(わらく)」では、地元の農産物や手作りの味にこだわった家庭料理が味わえます。また、地域の人や子どもたちが気軽に集える「憩いの場」としてもにぎわっています。
同店は同地域で育った店主の山﨑里枝さん(44)と母親の田中のりみさん親子2人で切り盛りしています。2人は「地域の役に立ちたい」と、空き家だった同建物を活用し、同店を開業することに。
改装には地元の職人や住民らが協力してくれ、古民家のレトロな雰囲気が残る落ち着いた空間に仕上げました。
メニューは、2種類の日替わり定食(1200円)から選べます。魚や豚肉、鶏肉をメインに、副菜2品とご飯、みそ汁、ドリンクが付いています。農家から仕入れる米や野菜をふんだんに取り入れた「家庭的の味」が楽しめます。
ある日のメニューは「豚チーズ照り焼き」、「スペアリブの甘辛煮」でした。ピーマンチーズ豚巻きや煮込みハンバーグ、豚の角煮などのメニューも人気で、毎日来店する人もおり、親しまれています。
山﨑さんは「食べて、しゃべって、ゆっくりしてほしい。笑って楽しく過ごせる場所になれば」と話しています。同店のインスタグラム(@wara_ku0415)で、その日のメニューを確認することができます。
また、山﨑さんは、同店が地域コミュニティーの拠点としても広がってほしいとの思いも持ち、地域の人や子どもを対象に、敷地内で流しそうめんイベントを企画したり、夏休み期間中には、開店の時間まで、子どもたちが宿題をする学習の場として店内を開放したりと、多世代が交流する取り組みを展開しています。「将来的に、1人で過ごす高齢者が集える場所や、子どもたちがみんなで食卓を囲める環境をつくりたい」と話しています。
【笑楽】和歌山市平岡318の1▽℡073・463・8588▽午前11時~午後2時▽定休日=土・日曜、祝日


