飲酒運転撲滅へ 東署が啓発、ゴーグル危険歩行体験も

飲酒ゴーグルを着用し、歩行体験をする買い物客
飲酒ゴーグルを着用し、歩行体験をする買い物客

お酒を飲む機会が増える年末を前に、和歌山東署は26日、和歌山市川辺のカインズ紀伊川辺店前で、飲酒運転の防止に向けた啓発活動を行った。

署員や交通安全協会和歌山東支部、交通安全母の会のメンバーら23人が参加。買い物客に啓発チラシや反射たすきなどの交通安全を呼びかけるグッズを手渡し、飲酒運転の危険性と根絶を呼びかけた。

県警によると、東署管内での飲酒運転による人身事故が3件発生し、うち死亡事故が1件発生している。9月末時点で検挙数は前年より40%増加しているという。

飲酒状態の視界を再現する「飲酒ゴーグル」を使った体験も実施。ゴーグルを装着して歩行体験をした50代の男性は「まっすぐ歩いたつもりでも、端に寄ってしまっていた。普段からお酒はたしなむ程度に飲むが、改めてハンドルを握る責任を意識したい」、20代の男性は「自分はお酒を飲まないが、飲酒すると真っすぐ歩けなくなる危険性を体感できた。改めて『飲んだら乗るな』を徹底しなければと感じた」と気を引き締めていた。

同署の上畑充史交通課長は「飲酒運転は、新内(あろち)などの歓楽街でお酒を飲み、そのまま車で帰ろうとするケースが散見されるが、飲酒後は一人ひとりが『絶対に運転しない・させない』という意識を持つことが不可欠」と強調。「これから年末にかけて飲み会を主催する側も、事前にハンドルキーパーを決めるなど、飲酒運転をさせない環境づくりを徹底してほしい」と呼びかけた。