和歌山タイガース聖地へ おじいちゃんの甲子園出場

宮﨑知事(前列右から3人目)と共にガッツポーズの和歌山タイガースの皆さん
宮﨑知事(前列右から3人目)と共にガッツポーズの和歌山タイガースの皆さん

60歳以上による軟式野球の全国大会「第10回おじいちゃんの甲子園」(25~27日、阪神甲子園球場など)に和歌山県代表として出場する和歌山タイガース(松浦年光監督)が2日、県庁の宮﨑泉知事を表敬訪問し、全国大会への意気込みや野球愛を語った。

同大会は一般社団法人日本生涯還暦野球協会が主催、文部科学省など後援。和歌山タイガースは2024年1月にチームを結成し、昨年に続いて2年連続で憧れの聖地・甲子園での全国大会の出場権を獲得した。

松浦監督(62)が友人の野球経験者らに呼びかけて誕生したチーム。選手は、伏虎城の別名を持つ和歌山城下の和歌山市や近隣市町から、阪神タイガースを愛する〝虎党〟を中心とする66歳までの24人が所属する。「元気・勇気・やる気」を大切に、「無理せず、けがせず、入院せず」をモットーに掲げ、生涯野球を楽しもうと練習を重ねている。

12人が知事室を訪れ、松浦監督が球児ならぬ〝球爺〟たちの野球歴や職業、1試合90分、7回制の大会ルールなどを紹介し、宮﨑知事にはチームの帽子をプレゼント。「グローブを着けて出場してくださいとは言いませんので、ぜひこれ(帽子)をかぶって応援に来てください」とユーモアを交えてあいさつした。

懇談では、やる気は十分でも体がついていかない場面があることや、選手たちが自由にプレーするので、松浦監督も指示を出さない「ノーサイン野球」になっていることなど、楽しいエピソードの数々に知事室は笑いに包まれた。

宮﨑知事は「プレーは大変でしょうが、楽しいでしょう。モットーを守っていただいて、けがをしないように」とエールを送った。

今大会には30チームが出場し、和歌山タイガースは1回戦、愛知県代表「豊田あ風呂パワーズ」と対戦する。