選挙違反取締本部を設置 県警1600人態勢

19日公示、31日投開票の第49回衆議院議員総選挙に向け、和歌山県警本部は15日、県警本部と県内の14警察署に選挙違反取締本部を設置し、本格的な取り締まりを始めた。

人員態勢は、県警本部が親家和仁警察本部長以下224人、各署は署長以下1379人。

同日、和歌山市の県警本部では、捜査第二課の職員が同課入り口前に看板を掲げた。

同課次席の井田昌樹警視は「不偏不党、厳正公平を基本に悪質な違反に対しては厳正に対処していく」と話していた。

同課によると15日午前10時現在、文書掲示に対する警告が1件。2017年の前回衆院選では、文書掲示などに対する警告が3件あった。

看板を設置する県警捜査第二課の職員

看板を設置する県警捜査第二課の職員