受診の遅れに注意を 新規感染減少続き48人
和歌山県は6日、県内で新たに48人が新型コロナウイルスに感染し、前週の同じ月曜と同人数だったと発表した。新規クラスター(感染者集団)の認定は3件だった。
48人の保健所管内別内訳は、和歌山市20人、海南0人、岩出6人、橋本8人、湯浅3人、御坊7人、田辺4人、新宮0人。
385例目のクラスターは岩出管内の小学校で、同じクラスの児童5人が感染。386例目は和歌山市の小学校で、陽性者は同じクラスの児童5人。387例目は湯浅管内の通所介護事業所で、利用者4人と職員1人の感染が確認された。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が67・6人で、前日と同じ。
県内の感染者は累計4万2639人。入院者数は80人、重症者は県基準で4人、国基準で1人、肺炎患者は9人。病床使用率は13・0%、ホテル療養を含む待機者は539人。
県福祉保健部の野㞍孝子技監は、感染者数は下降傾向が続いているとした上で、発症から受診まで日数が経過している人が多くなっているとし、体調に変化があれば早く受診すること、手洗い、3密回避などの基本的な感染予防対策を徹底することを改めて呼び掛けた。