アユの友釣りに挑戦 内水面漁連キャンペ

和歌山県内水面漁連(大杉達代表理事会長)は、30歳以下の釣り人を対象に、県内全河川(熊野川水系の一部を除く)アユの友釣り遊漁料が無料になるキャンペーン「AYU友U30」を展開している。8月31日まで。

近年、アユの友釣り愛好家は全国的に減っており、県内河川の遊漁者もピークの1994年には日券・年券合わせておよそ4万枚の売り上げがあったが、2014年には約8000枚まで減少。その後も1万枚前後で推移している。

同漁連によると、河川環境の悪化や天然遡上(そじょう)の減少、天候が不安定な日が増えたことなど、自然環境の変化の他、趣味娯楽の多様化、教えてくれる釣り人の減少、道具が高価などの要因が考えられるという。

同キャンペーンはこうした背景を受けて2014年に18歳以下を無料にすることからスタートし、15年から現在の30歳以下無料として、スタート。初心者は竿のレンタルもある。ここ2年間は新型コロナ対策として中止しており、3年ぶりの再開となる。前回(19年)は大阪を中心に県内外から125人(うち女性17人)から申請があり、好評を得ている。

対象は1991年7月2日~2003年9月1日生まれの人。申請書は「和歌山県内水面漁連」のホームページからダウンロードし、必要事項を記入し、送付する。申請期間は7月31日まで。問い合わせは同漁連(℡0736・66・0477)へ。

 

ことしの夏は大自然の中でアユ釣りにチャレンジしてみよう