前週比増24日連続 新規575人クラスター7件

和歌山県が14日に発表した県内の新型コロナウイルス新規感染者は575人で、前週の同じ木曜に比べて261人増え、前週比の増加は24日連続。新規クラスター(感染者集団)は和歌山市の中学校や高齢者施設など7件を認定した。

575人の保健所管内別内訳は、和歌山市293人、海南41人、岩出56人、橋本31人、湯浅23人、御坊39人、田辺43人、新宮44人、県外5人。

新規クラスターの場所と感染者数は、461例目が橋本管内の介護老人保健施設で6人、462例目が和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅で6人、463例目は新宮管内の高校で9人、464例目は和歌山市の中学校で7人、465例目も和歌山市の中学校で8人、466例目は海南管内の中学校で9人、467例目は新宮管内のこども園で20人。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比28・3人増の369・5人で、24日連続で増加。保健所管内別では御坊の496・9人、新宮の350・8人が2日続けて過去最多を更新した。

県内の感染者は累計4万9699人。入院者数は281人、重症者は県基準で13人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は25人。病床使用率は53・9%。自宅やホテルでの療養者は2859人。