感染者累計11万人超え 週末は2766人

和歌山県が27、28日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は2766人(うち見なし陽性53人)で、前週の同じ土・日曜に比べ1520人減少し、感染者は累計11万人を超えた。新たなクラスター(感染者集団)の認定は4件だった。

27日の新規感染者1380人(うち見なし陽性30人)の保健所管内別内訳は、和歌山市561人、海南75人、岩出193人、橋本164人、湯浅82人、御坊64人、田辺144人、新宮97人。

28日の新規感染者1386人(同23人)の保健所管内別内訳は、和歌山市662人、海南45人、岩出188人、橋本96人、湯浅69人、御坊40人、田辺193人、新宮93人。

新規クラスターの場所と感染者数は、616例目が湯浅管内の通所介護事業所で17人、617例目が新宮管内の高校で9人、618例目は海南管内の通所介護事業所で12人、619例目は和歌山市の高校で10人だった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、28日時点の県全体が前日比61・3人減の1227・0人で、4日連続で減少した。

県内の感染者は累計11万2720人。入院者数は350人、重症者は県基準で65人、国基準の該当者は10人、肺炎患者は94人。病床使用率は64・2%。自宅やホテルでの療養者は1万1060人。