和市でエキストラ募集 映画『はたらく細胞』

擬人化した細胞をコミカルに描いた漫画『はたらく細胞』が、実写で映画化されることになり、和歌山市内で4月から5月にかけて大規模なロケを予定。現在、白血球役、赤血球役、細胞役などで出演するエキストラを募集している。

ワーナー・ブラザース映画が配給。監督は、『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』『のだめカンタービレ』を手掛けた武内英樹さんが務める。東京や群馬、静岡や兵庫など全国各地でロケが行われ、和歌山市内での撮影日は4月18日、19日、5月9日。

『はたらく細胞』は清水茜さん原作の漫画。細胞の働きを擬人化するという斬新さと、個性豊かな細胞キャラたちが繰り広げる熱い物語が話題となり、『このマンガがすごい!2016』で7位、17年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出され、国内外で注目された。18年のアニメ化を皮切りに、小説、舞台化されるなど人気を博し、22年にはシリーズ累計発行部数は950万部を突破した。

募集するのは各日、15歳~60代の男女それぞれ270人、5~10歳の女子10人。他の地域に比べ、和歌山は大規模なロケとなる。エキストラを募集している和歌山市の制作プロダクション、㈱トレンドフィクスでは「当選確率が高いので、ふるってご応募ください」と呼び掛けている。

衣装は支給。かつらやメークの可能性もある。いずれも午前6時に集合し、午後7時ごろまで。朝食、昼食あり。複数日の応募可能。集合時間は応相談。大阪駅、和歌山駅からの無料送迎バスがある。無料の駐車場あり。

申し込みや問い合わせは、トレンドフィクスの専用フォームから。

話題の漫画『はたらく細胞』

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