豪雨被害の義援金500万円 林県議が紀美野に
梅雨前線と台風2号に伴う6月の豪雨で大きな被害を受けた和歌山県紀美野町に対し、林隆一県議(日本維新の会、和歌山市選出)が19日、災害義援金500万円を寄付した。
公職選挙法により、議員による寄付行為は選挙区内では禁じられているが、選挙区外では可能。林県議は、紀美野町が真国川の氾濫などで大きな被害を受けながら、隣接の海南市と違い、災害救助法の適用基準を満たさなかったことなどから寄付を決めた。
同日、町役場を訪れ、目録を手渡した林県議に対し、小川裕康町長から感謝状が贈られた。
林県議は「大変な状況になっている地域に何とかお役に立ちたい」と話し、小川町長は、国や県の補助がなく、町単独で対応しなければならないことも多いとし、「寄付は大変ありがたい。町の基幹産業である農業も大きな被害を受けた。復旧の財源に使わせていただきたい」と感謝した。