文化財登録10周年 24日に県庁本館見学会

和歌山県庁本館が国の登録有形文化財となってから10年となるのを記念した見学会が、24日に開かれる。一般社団法人県建築士会和歌山市支部事業委員会が主催。現在、参加者を募集している。

県庁本館は2013年12月24日に文化財登録された。今回の見学会は「建築士サンタと巡る和歌山県庁本館」と題して開く。サンタに扮(ふん)した建築士が、知事室、県議会議場、屋上など県庁本館の魅力や見どころを詳しく解説しながら案内。紀州漆器協同組合の専門家も招き、格調高い正庁の「奉掲所」の漆塗りの仕上げなどについても話す。

対象は小学生から大人まで(小学生は保護者同伴)。無料。「サンタ」から参加記念品あり。参加の受付時間は午前10時から11時まで。集合場所は和歌山市小松原通の県庁本館正面入り口前。先着100人。

申し込みは県建築士会への電話(℡073・423・2562=月~金曜午前10時~午後5時)か、申込フォームから受け付ける。締め切りは22日午後5時。

国登録有形文化財の県庁本館(過去の見学会で)

国登録有形文化財の県庁本館(過去の見学会で)