認知症の向こう側にある心 2月に交流会
公益財団法人介護労働安定センター和歌山支部は、認知症の家族を介護する人をはじめ、介護施設で働く人を対象にした経験交流会を2月8日午後1時半から、和歌山市北出島の県勤労福祉会館・プラザホープ4階ホールで開く。
2023年度和歌山労働局委託事業・介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業として実施。
2部構成となっており、第1部では、「いのちの講演家」として活動する海南市の岩崎順子さんが、介護する人の心が少し休まるようにと、「認知症の向こう側にある心~心の橋渡し~」をテーマに基調講演。
岩崎さんは「いのち・人権・心・子ども・親子・高齢者・生と死、グリーフケア・心の病気・震災・戦争」について全国で1200回以上の講演を行っている。著書に『ガンが病気じゃなくなったとき』がある。
第2部では、小栗国際労務事務所の小栗知子さんが介護事業所の働き方の改善についてなど、雇用管理の具体的な事例を紹介する。また、和歌山労働局職業安定部が、介護事業所が利用できる助成金について説明する。
参加無料。定員は先着で会場100人。後日に録画配信もある(2月20 ~29日予定)。希望者は同支部のホームページから申込書をダウンロードし、同支部に郵送(〒640―8317、和歌山市北出島1の5の46、県労働センター3階)またはファクス(FAX073・436・9170)を送付する。録画配信希望の場合は、申込書にメールアドレスを明記する。
問い合わせも同支部(℡073・436・9160)。