お城で「パペット落語」 笑福亭鶴笑一座

オリジナル落語の「パペット落語」で和歌山城を盛り上げようと、笑福亭鶴笑(かくしょう)一座が28日午後2時から、和歌山市の和歌山城天守閣前広場で野外落語会を開く。出演は笑福亭鶴笑さん、弟子の笑福亭笑子(しょうこ)さんと笑福亭笑音(しょうと)さん。

パペット落語とは、老若男女、国籍問わず気軽に落語を楽しんでもらいたいと、鶴笑さんがオリジナルで作り出した自作パペット(人形)による落語。はなし家と人形の絶妙な間に加え、ビジュアル的にも楽しめる。

鶴笑さんと笑音さんは東京を中心に国内でパペット落語などの講演会を行っている。普段、オーストラリアでコメディアンをする笑子さんが帰国合流しての、初めての3人会。笑子さんは腹話術で、笑音さんは身近な道具を利用して自作した「へんてこ楽器」を使ったパペット落語を披露する。

笑音さんは「子ども、お年寄り、外国人の方まで落語が分からなくても楽しめます。ぜひご観覧ください」と呼びかけている。

午後2時から1時間程度。参加無料、おひねり歓迎。雨天強風は中止。

問い合わせは笑福亭笑音さん(℡080・3114・0852)。

笑福亭鶴笑さん

笑福亭鶴笑さん(主催者提供)