盲ろう者向け通訳介助員 養成講座の参加募る

和歌山県聴覚障害者協会は、6月から和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれる「和歌山市盲ろう者向け通訳・介助員養成講座」の本年度の受講者を募集している。

視覚と聴覚に障害を併せ持つ盲ろう者への通訳と移動介助に携わる通訳・介助員を養成することが目的。通訳・介助員として必要な知識と技術を習得し、活動することで、盲ろう者の自立と社会参加の促進を目指す。

講座は6月14日から10月25日までの全13回(全て金曜日)。座学を中心に実技を取り入れながら、盲ろう者に伝える通訳技術および介助員としての技術を習得していく。10回以上の出席達成者には修了書が授与される。

受講費は無料。テキスト1冊(1760円)を持っていない人は申し込みが必要。応募資格は県内在住もしくは在勤で、盲ろう者福祉に理解と熱意があり、同講座修了後、通訳・介助員として登録し、活動できる人。

定員20人で、超えた場合は抽選。希望者は指定の申込書に必要事項を記入し、ファクスか郵送で県聴覚障害者協会(〒640―8319和歌山市手平2の1の2、和歌山ビッグ愛6階、FAX073・421・6411)に申し込むこと。締め切りは5月31日(必着)。

詳細は同協会の北川さん(℡073・421・6311、メールm-kitagawa@watyosyokyo.or.jp)。