海の王者に迫る ワカヤマソウリュウ講演
和歌山県海南市船尾の県立自然博物館は7月15日午後5時~7時に、同館大水槽前で講演会「ワカヤマソウリュウの正体に迫る!!」を開く。
ワカヤマソウリュウは、学名「メガプテリギウス・ワカヤマエンシス」といい、恐竜が生きた中生代白亜紀後期の海に生息した大型海生爬虫(はちゅう)類。「海の王者」としても知られている
2006年2月、有田川町の鳥屋城山で、発見された。約8割の部位が残っている極めて貴重な全身骨格化石であり、推定年代は約7200万年前、推定全長は約6㍍。
講演会は、県の宝とも言うべきワカヤマソウリュウを広く普及し知ってもらおうと企画された。ワカヤマソウリュウ発見者で北九州市立自然史・歴史博物館の御前明洋学芸員と、記載論文の主著者である、シンシナティ大学の小西卓哉教育准教授を講師に迎え、発見時のエピソードや研究で明らかになった特徴、重要性などについて解説する。
定員は先着順で60人。入館料が必要。同館講演会係に電話(℡073・483・1777)で申し込む。
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有田川町で見つかったワカヤマソウリュウの化石
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