おっとっと広場盛況 和歌浦漁港

 「安いで、買ってってよ」。和歌祭の前日祭、「第12回和歌浦漁港朝市おっとっと広場」(㈲ベイサイド和歌浦主催)が12日、和歌山市の和歌浦漁港で開かれた。とれたての鮮魚などが販売され、県内外から大勢が訪れた。

 同朝市は年に2回、5月と11月に開催。和歌浦名産のわかしらすや干物に加え、新たにアサリの販売店も加わり37店舗が並んだ。和歌浦漁協婦人部が作るシラス丼やシラスの天ぷらは人気を集め、多くの人が舌鼓を打っていた。

 また、その日に水揚げされた鮮魚を販売するコーナーやマグロの解体即売には行列ができる人気ぶりだった。

 同市の中村隆さん(73)は「初めてだったが大満足です。機会があればまた来たいと思います」と話していた。