和歌山武道館Aが制す BW杯全国少年剣道低学年

低学年の部を制した和歌山武道館剣道錬成クラブA(県スポーツ振興財団提供)
低学年の部を制した和歌山武道館剣道錬成クラブA(県スポーツ振興財団提供)

「第9回和歌山ビッグホエール杯全国選抜少年剣道錬成大会」(県スポーツ振興財団主催)は9月下旬、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールであり、122チームによる低学年の部で和歌山武道館剣道錬成クラブAが初優勝を果たした。和歌山砂山少年剣友会Aは敢闘賞(8強)に入った。

東は群馬から西は佐賀までの21府県に台湾を加えた136団体から246チームが出場した。台湾チームの出場は第3回大会以来2回目で、2団体4チームが参加。県内からは35団体が挑んだ。

和歌山武道館剣道錬成クラブAは3回戦、前回の対戦で敗れていた鬼高剣友会(千葉)を下すなど地力を発揮し、トーナメント戦を制した。

大将を務めた楠本一晴選手(10)は「優勝を目標にしていたので達成できてうれしい。鬼高剣友会に勝って勢いがついた」と笑顔。西山直人代表は「厳しい稽古に耐えて努力し、努力を越えて夢中になった結果」と話した。

県スポーツ振興財団の職員で主として大会運営に携わった安村充司さん(61)は「来年は10回の記念大会を迎える。レベルの高い大会で技術を向上させ、仲間を増やす機会にしてほしい」と話していた。

124チームによる高学年の部では志道館学園A(岐阜)が優勝した。

和歌山武道館剣道錬成クラブAは次の皆さん。

出口弘翔、小川陽夢、吉田真和士、久世隼大、楠本一晴
※吉田真和士さんの吉は、下が長い方(土)の吉