非行防止活動に尽力 東署少年補導員永年表彰
長年にわたり少年の健全育成や非行防止活動などに取り組んできたとして、和歌山東署で1月31日、同署少年補導員連絡会の会員10人に表彰状が贈られた。
表彰は、県警本部の野本靖之本部長と県警少年補導員連絡協議会の畑中幹造会長の連名によるもの。表彰されたのは、少年補導員永年20年表彰7人と同10年表彰3人。
同署の永井泰文署長が受賞者それぞれに表彰状を手渡した。永井署長は、同署管内における2024年の刑法犯認知件数が945件で23年に比べ43件減少したことを挙げ、「警察だけでなく、少年補導員や地域の皆さま方の活動の成果であり、心から感謝しています」と伝えた。
永年20年表彰を受けた同連絡会の上野俊憲会長(67)は、自身が10代の頃は不良少年だったと言い、「その時に出会った優しいおじさんがきっかけで自分は変われた」という。そんな経験から「自分も子どもたちの幸せのために、生きている限りこの活動をしていきたい」と話した。
受賞者は次の皆さん。
【少年補導員永年20年表彰者】
池永昌純▽上野俊憲▽嶋本節子▽谷口明史▽中尾眞智子▽村瀬一也▽森田昌伸
【同10年表彰者】
山東幸子▽曽谷秀美▽津田宏