コーヒーと花が楽しめる「バルダーコーヒー」

スタイリッシュな店内に、カフェと花店が一緒になった「balder coffee(バルダーコーヒー)」では、エスプレッソコーヒーや1輪から購入できるお花が楽しめると人気です。
バルダーコーヒーの統括マネジャー三浦輝さん(34)は、25歳から大阪市にあるカフェ、サタデーズに勤務し、コーヒーを学びました。
和歌山ではあまり知られていなかった浅いりのコーヒーを広めようと、2021年、花店「bois de gui(ボワドゥギ)」の統括マネジャー藪本龍次さんと共に、花店とカフェを合わせた同店を和歌山市の大新公園のすぐそばにオープンさせました。
「苦手な人にも飲みやすいコーヒーを」をコンセプトに、オリジナルブレンドの浅いりコーヒーが味わえ、植物を装飾した開放的な空間で、ゆったりと過ごすことができます。
人気のカフェラテは、あらゆるブレンドを試し、たどり着いた味わいです。ミルクとコーヒーの酸味との相性が抜群で、バランスの良い味わい。「これなら飲める」とコーヒーが苦手な人にも好評です。
三浦さんのお薦めは、エスプレッソコーヒーと炭酸トニックウォーターを合わせた「エスプレッソトニック」です。
かんきつの酸味や甘み、エスプレッソの苦味がどれも味を引き立て合い、爽やかでさっぱりとした味わいです。
三浦さんは「所作で味が変わる。飲食店は人に会いに来る所」との思いを持ち、スタッフ教育にも力を注ぎ、心地良い接客を心がけています。
また、同店には同市六十谷のベーカリーショップ「チックタック」のパンが並び、ホットドッグやサンドウィッチ、シナモンロール、クッキーなどがコーヒーのお供に楽しめます。三浦さんは「幅広い年代の人にご利用いただいています。入りづらい印象かもしれませんが、入っていただくと、ゆっくりできると実感してもらえます。一度気軽に来てもらえたら」と話しています。
花店には、スタイリッシュな世界観に合わせた花が並び、ブーケやアレンジ、店舗装飾、ブライダルなどの依頼もでき、待ち時間にカフェで過ごすことができます。さらに、同店舗ビルの3階は宿泊施設になっていて、一日1組限定で宿泊や貸しスタジオスペースとして利用できます。
【balder coffee】和歌山市坊主丁13▽℡073・427・5322▽午前11時~午後7時、金・土曜は午後10時(OS9時45分)まで▽不定休